子どもも大人も楽しめる!はじめて、しもまち。 「おひさまホリデイ PLAY!PLAY!PLAY!」レポート


こんにちは。編集の金子です。

今回訪れたのは、11月8日(日)に新潟市中央区の旧豊照小学校の体育館で開催されたはじめて、しもまち。「おひさまホリデイ PLAY!PLAY!PLAY!」。現在、新潟市で行われているプロジェクト「はじめて、しもまち。」と10月に開催された「おひさまホリデイ」がコラボした体験型イベントです。

はじめて、しもまち。とは?

江戸時代、北前船の伝来で栄えた「しもまち」。その頃にもたらされた湊町文化が今も息づく、魅力あるこのエリアを多くの人に知ってもらおうと始まったプロジェクト。しもまちを舞台に、新潟にゆかりのあるアーティストやクリエイター達が、しもまちの魅力をそれぞれの視点で表現。その様子をSNSや動画サイトなどで発信しています。

※このプロジェクトでの「しもまち」とは、新潟柳都中学校区の地域としています。

URL : https://www.city.niigata.lg.jp/smph/chuo/torikumi/shimomachi.html

早速、会場に入ってみると

子ども向けのプログラムが充実しているということもあり多くの親子連れで賑わっていました。

迎えてくれたのは、今回のイベントを企画したMUSIC DROPの平田英治さん。これまで、いわむロックFESTIVALや岩室あなぐま芸術祭など、地域イベントに数多く携わっているお方です。

平田さんのコメント

「しもまちに来る方を増やしたいという想いで企画しました。大人向けのトークブースの横で、子どもたちのワークショップを行う。そんなイベントなので、ファミリーでのんびり過ごしてもらいたいですね。また充分に換気をしているので、新型コロナ対策も万全。安心して遊んでいただけます。」

同じ空間で、子どもも大人も一緒に楽しめるのは嬉しいポイント。それでは、会場内を見ていきましょう。

まず目に入ったのは、

新潟市西区発の旅するDJチーム「TabiiT」のブース。

こちらでは子ども向けのDJ体験が行われていました。

この他、地元企業によるバドミントン体験や、

シャボン玉体験など子どもたちが夢中になれるコーナーがたくさん。

イラストレーター・絵本作家の西山りっく先生のお絵かき教室は全2部構成。

第1部で参加者が自由に色を塗ったキャンバスのマスキングテープを剥がしていくと、しもまちを連想させる萬代橋や北前船などが出現。

第2部では、仕上げに白い絵の具で絵を描いていきます。子どもたちの自由な発想で、あっという間にキャンバスが華やかになりました。大人も参加できるということで、私も描かせてもらいましたがとても楽しかったです。

その横では、新潟にゆかりのあるアーティスト3組によるライブが開催。CDの販売も行われました。

会場の外では秋の食材を使ったフードが楽しめるということで、少し休憩することに。地域の生産者からお米や野菜を購入することもできました。

続いて向かったのは「オレンジだらけのこどもえんにち」。社会福祉士を目指す国際こども・福祉カレッジ、福祉心理学科の1年生が、こども虐待防止のキャンペーン「オレンジリボン運動」を広めるために開催した縁日です。オレンジがテーマカラーになっています。

輪投げや、ぷよぷよすくい、

ふうせんの配布など子どもたちが楽しめるコンテンツが盛りだくさん。

こちらはオレンジツリー。『子どもたちの明るい未来のために「私たちができること」』をテーマに来場者が書いたメッセージカードが飾られています。私も参加したのですが、想いを言葉にすることでオレンジリボン活動を身近に感じることができました。

ツリーは12月の終わりまで国際こども・福祉カレッジ古町キャンパスで展示されています。

別のブースでは平田さん(右)司会の元、新潟市市民活動支援センター相談員の小倉壮平さん(中央)、一般社団法人 環境パートナーシップ会議の高橋朝美さん(左)によるクロストークがスタート。SDGsの課題と地域における課題の関係性などトークの内容を西山りっくさんがイラストで記録していきます。

続いて、ゲストに株式会社モリタ装芸の小倉直之さん(左)を迎えたトークが始まりました。「リノベーションという視点から地域、SDGsを考える。」をテーマに、小倉さんが担当したリノベーションの事例などを踏まえ、地域の魅力を話していただきました。

ワークショップやトークを通して、しもまちの魅力を楽しむことができたはじめて、しもまち。「おひさまホリデイ PLAY!PLAY!PLAY!」。次回の開催も楽しみです。