2018.12.12 / 最終更新日 : 2021.07.15 シカモレポート&インタビュー

127名の頂点が遂に決定！「万代シテイ接客ロールプレイングコンテスト2018」優勝者インタビュー！！

今年で45周年を迎え、新潟の最新ファッション発信基地としてますます盛り上がりを見せている万代シテイ。「接客を通して街を盛り上げよう」という取り組みの一環として、「万代シテイビルボードプレイス / BP2」、「ラブラ万代 / ラブラ2」、「新潟アルタ」の3館のショップスタッフが接客技術を競い、優勝者を決める「万代シテイ接客ロールプレイングコンテスト」が今年も開催されました。

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総出場者数127名による館内予選、通過した22名で本選、さらにそこで選ばれた6名で決勝が行われ、見事優勝の栄冠を勝ち取ったのは

ビルケンシュトック（ビルボードプレイス1F）の権田裕佳（ごんだゆうか）さん。

早速、インタビューさせていただきました！

コンテストに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

去年初めてコンテストに出場したのですが、実は私、人前に出るのがあまり得意ではなくて。でもせっかくお声がけいただいたので「思い出になれば」と思って参加しました。だから、今年もその話をいただいた時、最初は「できれば今年は出たくないなぁ。」なんて思っていて。それでも出ようと決めたのは、怒られちゃうかもしれませんけど、周りにいたスタッフが「今年で最後の出場にしていいよ」と言ってくれたから（笑）。最初はそんな感じでしたけど、みんな快くサポートしてくれて、次第に前向きに取り組めました。

練習はどのように行なっていましたか？

朝早く出勤したり、閉店後に時間を作って他のスタッフにお客様役になってもらいながら、練習を重ねました。本社の方が応援してくださったのも、とても心強かったです。練習風景を動画で撮影して、それを本社へ送ってアドバイスをいただいて、また練習して、というのを何度も繰り返しました。沢山の方の協力が本当にありがたくて、「結果で恩返ししたい！」と思うようになり、毎回の練習にも力が入りました。

優勝された時、職場の皆さんの反応はいかがでしたか？

賞をいただくのは難しいかな、と思いながら結果発表を聞いていたので、最後に優勝者として私の名前を呼んでいただいた瞬間はとても驚きました。当日は店長もコンテストを見にきてくださってたので、思わず店長のいる方を振り返ったら、私よりも早く店長が涙を流して喜んでくれていて（笑）。それを見て、私ももらい泣きしてしまいました。自分のことのように喜んでくれている姿が何より嬉しかったです。

ビルケンシュトックで共に働く人たちの話になると「いつもいい刺激をもらっています！」と笑顔が溢れる権田さん。普段のお仕事についても伺いました。

ビルケンシュトックで働こうと思ったきっかけは何だったのでしょうか？

ここに来る前は書店で働いていました。人が好きで、接客の仕事にやりがいを感じていましたが、次第に「新しいことにチャレンジしてみたい」という気持ちも芽生えました。悩んだ末に「お客様それぞれに合ったものを提案する」という、書店とはまた違ったお客様へのアプローチができるビルケンシュトックを選びました。

この仕事をしていてよかったと思うことは？

やっぱり、お客様が喜んでくれる姿を見れることが一番嬉しいです。お買い上げいただいたお客様が履き心地を報告しに立ち寄ってくださったり、通りがかりにお声がけいただけたりすると、それだけで元気になれます。

普段の接客で心がけていることはありますか？

足の感覚や形は一人一人違うので、店員としていいものだとわかっていても、お客様にその気持ちや商品を「押し付けない」ように心がけています。お客様の履きたい靴のご希望や、足のお悩みを聞いて、寄り添い、一緒に考えるお手伝いをできたらと思っています。私にとっての接客のゴールは「買っていただくこと」というよりも、「お客様の印象に残ること」。商品の良さをお伝えして、履いていただき、その商品に興味を持っていただいて、ふとした時にその方が「そういえばこの前のビルケンシュトックの靴、良かったな」って思い出してくれるようなきっかけを作れる接客ができていたら嬉しいなと思います。