今後の新潟が熱く盛り上がる!?「FUNDERFUL FAN-COMMUNITY SUMMIT in Niigata」インタビュー


12月22日(土)、朱鷺メッセの中会議室301で「FUNDERFUL FAN-COMMUNITY SUMMIT in Niigata」というイベントが開催されます。

どうやら「ファンコミュニティ」について話し合うイベントのようですが、詳しい内容を運営事務局の方にお聞きしました。答えてくださったのは、企画者の一人で広報も担当されている高橋淳一さんです。


廣瀬
これはどういったイベントですか?
高橋さん
テーマが「ファンコミュニティ」になりまして、「新たなファンの作り方」ですとか、「今いるファンを熱狂させるにはどうしたらいいのか」ということを、各業界の第一線で活躍している方々と一緒に考えるイベントです。


廣瀬
過去に他の地域でも開催されたことはあるんですか?
高橋さん
いえ。今回が初めてです。共同で企画した堀という者がいるんですけど、私も堀も出身が新潟県で、「新潟を活性化させる何かをやりたいよね」という話の中から生まれたので、他の地域で開催する予定は今のところありません。
廣瀬
そうだったんですね。見どころは何ですか?
高橋さん
やっぱり、自信を持って豪華です!と言えるくらいの登壇者の方々ですかね。
廣瀬
確かに概要を見た時、「え、無料なのに?」って思いました。

登壇者
是永大輔(株式会社アルビレックス新潟 専務取締役)

IT企業でモバイルを中心としたサッカービジネスに携わり、日本最大のサッカー有料メディアを作る。その後、赤字に苦しんでいたアルビレックス新潟シンガポールの社長に就任。ユニークな施策や経営の多角化により黒字化を遂げ、チームも3年連続で全冠制覇を達成するなど国内屈指の強豪チームに変貌させた。2018年9月にアルビレックス新潟の専務取締役に就任。


田中修治(株式会社オンデーズ 代表取締役社長)

2008年、破綻していた眼鏡の製造販売を手掛ける小売チェーン・株式会社オンデーズに対し、個人で70%の第三者割当投資を引き受け、同社の筆頭株主となると同時に代表取締役社長に就任。独自の経営手法による事業拡大と成長を続け、2018年6月現在で従業員数2,000名、売上高160億円にまで達している。また、同年9月に刊行したビジネス小説「破天荒フェニックス」は、堀江貴文氏や西野亮廣氏らも絶賛。


雪田容史(株式会社EHクリエイターズ)

タワーレコード新宿店でスタッフとして働いたのち、同社のアイドル専門レーベル「T-Palette Records」のA&R(アーティスト・アンド・レパートリーの略。アーティストの発掘・契約・育成と、アーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当)として活躍し、Negiccoを担当。2017年12月、タワーレコードからNegiccoのマネージメント会社・ EHクリエイターズへ転職。


MC
小松成美(ノンフィクション作家)

主題はスポーツ、映画、音楽、芸術、旅、歴史など多岐にわたる。情熱的な取材と手堅い筆致、磨き抜かれた文章にファンも多い。スポーツアスリートへの真摯な取材には定評があり、スポーツノンフィクションに新境地を開いた。また歌舞伎をはじめとした古典芸能や西洋美術、歴史などにも造詣が深く、関連の執筆も多い。


高橋さん
正直、東京などの大都市圏でも集められないんじゃないかという人選だと思います。是永さんは「スポーツ」、田中さんは「ファッション」、雪田さんは「音楽・アイドル」、小松さんは「書籍」というそれぞれのジャンルの中で、どうやってファンを増やしていくか?盛り上げていくか?をお話ししていただく予定です。


廣瀬
是永さんと雪田さんは新潟と関わりがあるのでなんとなく分かりますが、この4名に決まった理由は何ですか?
高橋さん
まず最初に面白そうだと思ったのが、是永さんと田中さんの組み合わせなんです。私と堀が所属している「コルクラボ」という、編集者の佐渡島庸平さんが主宰する「コミュニティを学ぶコミュニティ」がありまして、そこに田中さんがゲストとして登場された回があったんですね。その時の課題図書が、彼の著書「破天荒フェニックス」だったんですけど、それを読んだ堀が、「田中さんと是永さんはいろんな所が似てる」と気付いたんです。
廣瀬
へぇ~。意外な人物に繋がりを見つけたんですね。
高橋さん
それで、ちょうど是永さんがアルビレックス新潟の専務取締役に就任したタイミングだったこともあって、その二人が対談したら面白そうということで、Twitterでメッセージを送ったんです。そしたらお二人からも「面白い、やりたい」と返事がありまして。ただ、テンポ良く「NewsPicks(ソーシャル経済メディア)」の企画として決まったので、私たちは対談の現場に立ち会うことができなかったんです。もう一度話を聞きたいけど、自分たちだけが聞くわけにもいかないので、じゃあどうしようかと思ってイベントにすることにしました。


廣瀬
そこからさらに二人追加になった経緯というのは?
高橋さん
その後に決まったのが小松さんなんですけど、小松さんにはNewsPicksの対談でもMCをしていただいたというのが大きな理由です。それ以外にも、コルクラボに小松さんのファンを増やす方法を考えるプロジェクトがあって、元々私たちはその高いトーク力を知っていましたので、このイベントでも良い話を引き出せるんじゃないかと思いました。
廣瀬
なるほど。そして最後が雪田さん。


高橋さん
そのお三方だとNewsPicksの焼き直しになってしまうんじゃないかということと、より新潟色を出して、新潟で頑張っている人を皆さんに知っていただきたいという理由で雪田さんにオファーしました。意外に地元のことはよく知らないという人も多いんじゃないかと思って。あとは、業界ごとの盛り上がりを見ていく上で「音楽」という分野は重要だと思ったのと、私がNegiccoのファンなのでその辺の話も聞いてみたいと思ったのも正直なところです(笑)。
廣瀬
そうなんですね!ちなみに弊社にもネギヲタがいますよ(笑)。
高橋さん
あ、いますか(笑)。雪田さん自身も「ゆっきー」と呼ばれるくらいファンから認知されていますけど、ファンを熱狂させるという意味ではその点も1つのポイントなのかなと思いますね。今では一定の人気を得ているNegiccoも、最初はどうやってアプローチして行ったのかとか、さらにどう古参のファンを盛り上げたり、新参を取り込んで行ったりするのかを伺えればなと。
廣瀬
スタッフ側もファンから認知されているという例は、新潟だと珍しいですよね。


高橋さん
田中さんのオンデーズも、「書籍の発売」というのが新しいファンを増やす1つの方法だと思いますし、店頭での接客方法にもファンを根付かせる施策があるんじゃないでしょうか。
廣瀬
では最後に読者へ一言お願いします。
高橋さん
「ファンコミュニティの熱狂を生んで、それを育てる」ということを、登壇者と来場者が一緒になって考えるイベントです。きっと好きな物や人のために自分ができることを、実際に行動に移してみたくなると思いますので、ぜひ皆さんお越しください。

改めて自分が好きな物と向き合い、誰かにその魅力を伝えるきっかけになりそうですね。参加には事前申し込みが必須ですが、入場料は無料!貴重なこの機会をお見逃しなく。

INFORMATION

FUNDERFUL FAN-COMMUNITY SUMMIT in Niigata
開催日 : 12月22日(土)
時間 : 14:30~16:30(受付開始 14:00)
会場 : 朱鷺メッセ 中会議室301
入場料 : 無料
申し込み : https://ffsinniigata.peatix.com(先着順)

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