「昭和のくらし展 昔の子どもたちの日々」レポート

こんにちは、金子です。

現在、新潟市北区郷土博物館では、5月16日(日)まで「昭和のくらし展 昔の子どもたちの日々」が開催されています。

新潟市北区郷土博物館といえば「阿賀北の大地と人々のくらし」をテーマに、福島潟周辺で使われた昔の道具のほか、考古・歴史・芸術など各分野の資料を展示した常設展が知られています。

しかし、それだけでは新潟市北区を語り尽くせないということで、年に数回、美術や書、歴史などの企画展が開催されています。

今回レポートする「昭和のくらし展」は、常設展で紹介しきれない昔の道具を展示する企画展で、体験もできる人気の企画展の一つ。平成28年度から行われており、今年は「昔の子どもたちの日々」をテーマに所蔵資料の中から50〜90年前まで使われていた道具や当時の様子がわかる写真が展示されています。

会場に入る前に、学芸員の曽部さんにコメントを伺いました。

曽部さんのコメント

「今回の企画展では、子どもたちの1日を「まなぶ」「はたらく」「あそぶ」の3つのテーマにわけて紹介しています。年配の方には懐かしいなという気持ちで見ていただきたいですし、若い世代の方にはこんな時代があったんだなと知っていただけたらと思っています。」

それでは早速、順番に見ていきましょう。

まずは「まなぶ」コーナーへ。

オルガンやレコードプレイヤー、柱時計など学校で実際に使われていた備品が展示されています。

こちらは教科書。戦前と戦後すぐの頃で比べると、物資不足の影響を受け、紙やインクの質が変化しているのがわかります。

裁縫の授業に関連して、今では少なくなった足踏みミシンや火熨斗(ひのし)、炭火アイロンなどもありました。

お次は「はたらく」コーナーへ。

子どもたちが働き手として期待されていた時代に使われていた道具が並んでいます。

冷蔵庫が無かった頃、買い置きができなかったため、その日食べる分を買いに行っていました。その際、今のように包装された状態で売っていないため、豆腐を買うときは持参した鍋に入れて持ち帰ったり、酒や醤油を買うときは徳利やビンに入れて持って帰ることもあったそうです。

また水道の無い時代、水汲みも子どもたちの仕事でした。小学校高学年ぐらいから行っていたそうです。体験できるということで、私も挑戦することに。

当時の衣服を着て、ペットボトルを入れた水桶代わりのバケツを天びん棒で持ち上げます。意外と重さを感じませんでしたが、実際に水を入れて運んでいたら確実にこぼしていたと思います。

続いて3つめの「あそぶ」コーナーへ。

ここには、スキー板や竹下駄、下駄スケートなど子どもたちが遊びに使った道具が展示されています。

ひみつ基地があったので入ってみました。中には紙風船やけん玉、竹でできた水鉄砲、福笑いなど懐かしい遊び道具がたくさん。時間を忘れて遊んでしまいました。

今回ご紹介した天びん棒やひみつ基地は会期中いつでも体験可能です。貴重な展示品の数々をこの機会にぜひご覧ください。


INFORMATION

昭和のくらし展 昔の子どもたちの日々

開催日 : 2021年1月5日(火)~5月16日(日)
休館日 : 月曜日(祝日の場合は開館)、4月30日(金)、5月6日(木)
時間 : 9:00~17:00
会場 : 新潟市北区郷土博物館
料金 : 無料
HP : https://www.city.niigata.lg.jp/kita/shisetsu/yoka/bunka/kyodo/syouwa5.html

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