「光と遊ぶ超体感型ミュージアム 帰ってきた!魔法の美術館」レポート


こんにちは。廣瀬です。

現在、新潟市新津美術館では「光と遊ぶ超体感型ミュージアム 帰ってきた!魔法の美術館」が絶賛開催中です。

https://shikamo.jp/events/6502

2015年にも開催されたことのある魔法の美術館が、装いも新たに帰ってきたということで、

早速僕も最近覚えた魔法「空を飛ぶ」を使って美術館へ直行してきました。


館内は3つの会場に分かれています。順路は自由ですが、やっぱりまずは2Fの第1会場からLet’s GO!

最初に現れたのは、


作品No.1 藤本直明 <羽化する魚たち>

水面の上を歩くと、その動きに合わせて水面が波立ち、魚たちが寄ってくるというもの。魚たちは時々鳥となって飛んでいったりします。童心に帰ってほぼ永久に歩き回っていられる作品でした。

続いて


作品No.2 田中陽 <shichihenge>

壁一面に大きく映った自分が様々な姿に変化します。写真は、ミシュランガイドに書かれているキャラクターみたいになったところで、隣の人が伸ばしてきた手と一体化してしまった瞬間です。


作品No.3 本多大和 / 下田芳彦 <toatope>

影絵遊びがモチーフとなっていて、かざした手の影から謎の生物が生まれて動き回るという作品。人によって生まれる生物の大きさや形が違うのですが、影は普段意識していないもう一人の自分と考えることもできるそうです。

中二病心をくすぐられ、つい大量に影を生み出してしまいました。


このまま順番に全ての作品を紹介してしまうと完全なネタバレになってしまうので、続いて第2会場の様子をご覧ください。


作品No.7 岡田憲一 + 冷水久仁江(LENS) <TRANSFORM>

椅子に座ると顔が撮影され、架空の世界の住人に変身します。

変身した体は箱の中の世界に転送され、魚と一緒に泳いだり、コミカルに踊ったりします。僕のような真面目人間ほど、普段とのギャップが楽しめる作品になっています。


作品No.9 緒方壽人(Takram) <ON THE FLY PAPER>

紙のカードをテーブルの上に置くと、カードごとに異なる映像が浮かび上がり、カードに印刷されたロボットたちがテーブルの上で動き出すという作品。カードにあいた穴を指でふさぐと、映し出される絵柄も変わり、よくわからないけどすごい技術が使われているんだろうなと思いました。


作品No.11 藤本直明 <衝突と散乱>

床に散らばった破片が人の動きに合わせて動き回ります。破片は種類ごとに引き寄せられたり、人から遠ざかろうとしたりするので、子どもたちがずっと追いかけ回していました。


最後の第3会場には2つの作品が展示されていました。


作品No.13 本多大和 <kotonoha>

手前にある穴に向かって発した言葉が形になり、画面内を歩き回ります。果物の名前には色がついたり、鳥の名前には羽が生えたりと、言葉によって見た目が変わるのでいろんなパターンを見つけるのが楽しそうでした。

そして最後の作品が


No.14 岡田憲一 <Traces>

空間を動き回ることで残像が映し出される作品です。ただし、白い服だと体が透けてしまって通った跡がわかりにくくなってしまうので、服の色にはご注意ください。


大人もつい夢中になって遊んでしまう魔法の美術館は、ご家族はもちろん友達同士やデートで訪れても楽しめること間違いなし!

INFORMATION

光と遊ぶ超体感型ミュージアム 帰ってきた!魔法の美術館
期間 : 6月15日(土)~9月1日(日)
時間 : 10:00~17:00(観覧券販売は16:30まで)
料金 : 【当日券】一般 1,000円 / 大学・高校生 500円 / 中学生以下 無料
※有料20名以上は団体料金で2割引
※新潟県立植物園および新潟市鉄道資料館の入館券、SLばんえつクーポンを持参の方は2割引
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は手帳提示で無料
会場 : 新潟市新津美術館
休館日 : 月曜(祝日の場合は開館、翌日休館。ただし6月24日、7月29日、8月5日・19日は開館)
HP : https://www.city.niigata.lg.jp/nam/

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