サルサで萬代橋誕生祭に華を添えるラテンダンサー「Meg」直前インタビュー


国の重要文化財で新潟市のシンボルである「萬代橋」が、これまで果たしてきた功績やその歴史的価値を再認識し、その生誕を盛大にお祝いする「萬代橋誕生祭」が8月25日に開催されます。

毎年恒例のオープンカフェや水辺のコンサート、フリーマーケットなど、様々な催しが開催されるこのイベントですが、新潟市在住で「サルサ ラテンダンス」のダンサーであり、インストラクターとしても活動中の「Meg」さん率いる「Meg’s サルサチーム」が出演し、ダンスを披露するとの情報をキャッチ。
日々、レッスンでお忙しい中、Megさんにインタビューさせていただきました。

Meg プロフィール

新潟市在住 ラテンダンサー。2004年よりラテン人ダンサーErick Omiza氏に師事。サルサ、バチャータ 、メレンゲ、チャチャを学ぶ。情熱的な表現とロマンチックなバチャータに定評がある。Japan Bachata Cup プロ部門3位入賞。日本バチャータ協会理事に就任し、新潟を拠点に県内外イベントにてゲスト出演、レッスン講師、などで活躍中。


萬代橋誕生祭への出演に至る経緯と、どんな演目でご出演されるのかを教えて下さい。

サルサ ラテンダンスに出会い15年目になる私の活動を応援して下さっている知人が萬代橋誕生祭実行委員会に推薦して下さいました。それをきっかけに毎年ありがたいご依頼を頂いております。今年は下流側のサンセットカフェ様向かいステージで18:30からの出演になります。
1曲目は生徒さん達とサルサを。この演目はベーシック中心の振付で、いつでもどなたでもこのチームの仲間に加わってラテンのリズムを楽しんで頂きたいという想いで作ってあります。
2曲目はメレンゲ。こちらは簡単な2ステップでレクチャーを混ぜながら会場にいる皆様にもラテンリズムを一緒に感じて楽しんで頂けたらと思います。

普段はどんな活動をされているのですか?

新潟を拠点に県内外でショーやコンペ出場、レッスン講師などで活動させて頂いております。
新潟市のレッスンは「新潟駅前カルチャースクール」毎月第1、3(金)19時30分~20時20分、毎月第3(月)には古町サークルレッスン「Bachasal Night」@Blanc 19時30分~22時30分。
毎年東京で大々的に開催されるラテンイベント出演へ向けてパフォーマンスメンバークラスも随時募集中しております。

披露されるダンスの特徴を教えて下さい。

ルーツである南米で踊られているダンスには各国それぞれ発祥のダンスと歴史があり、移民と共にアメリカへも渡り、世界各国へ渡り続けています。男女ペアダンスが多く、躍動感の中にしなやかなボディムーブメントが特徴的です。
今回踊らせて頂きます「サルサ」はキューバ発祥音楽がジャズやロックと混ざってできたLAスタイルとルーツに寄り添いキューバンを混ぜて踊ります。
「メレンゲ」はドミニカ共和国発祥音楽からと言われています。そこからプエルトリコで流行り、アメリカへも渡って行ったと言われています。
また、今回は演目にありませんがドミニカ共和国発祥の「バチャータ 」は哀愁漂いながらも希望と愛のある情熱的なダンス。
ラテンは陽気なものからロマンチックとそれぞれの国の情熱ある音楽とダンスなのです。

ダンスを教える上で意識されている事はありますか?

ペアダンスは男性がエスコートし女性をリードします。女性はリードを受け感じて踊ります。お互いに心地よいワンダンスを踊ってほしい。その為にはやはり「基本ベーシック」と「ラテンのリズム」を大切に伝え渡して行きたいです。
国によって人によってスタイルや曲調が変わってくるのがラテンの魅力でもあるのでそこを感じる為にはベーシック無くしては味わえない魅惑のダンスなんですよね。ルーツの国への「愛」「敬意」を心に伝えて続けたいです。

萬代橋に関しての印象や思い出などがありましたらお聞かせください。

萬代橋は新潟のシンボル。もの心付いた頃から幾度となく渡って来た橋。四季と時間の流れと共に素敵な姿を見せてくれる萬代橋は新潟っ子の自慢の橋だと思います。私にとってこの萬代橋誕生祭で出演させて頂く事はとても想い入れ深く光栄に思います

最後に、ご出演の意気込みをお願いいたします。

子供からシニアまで年齢性別問わず踊られるダンス。ラテン音楽はラテンで踊ると心も踊る。この新潟でもお仲間がどんどん増えて行きますように、チームみんなで踊らせて頂きます。ぜひぜひたくさんの方々にお会いできますように!楽しみにお待ちしてます!

今年で89歳(回)を数える萬代橋の誕生祭に華を添えるサルサダンスは、夕日に映えて美しく彩られる事でしょう。ダンスファンならずとも必見です!