日本最大級の海の祭典「海フェスタにいがた」レポート ~前編~


こんにちは。廣瀬です。

7月14日(土)から始まった、日本最大級の海の祭典「海フェスタにいがた」

https://shikamo.jp/events/1842

7月14日(土)~16日(月・祝)の3連休に新潟市各地で行われていた関連イベントへ足を運んだ方も多いのではないでしょうか?
様々なイベントが開催される中、普段は滅多に見る事の出来ない大型船が新潟の港に停泊して一般公開されるという事で、早速レポートしてまいりました。

前編、後編の2回に分けてお届けします!

まず最初に訪れたのは、新潟西港 山の下埠頭。お目当てはここに停泊している海洋気象観測船「啓風丸」。海で海洋気象観測をするための船ということで、気象庁が運用しています。

早速船内へ入ってみましょう!

やいっや、しかも気持ちいいわ!!
(新潟弁で「とても気持ちがいい」という意味)

こちらは操舵室。レーダーやら計器やら、とにかく精密機器がたくさんありました。

操舵室の次は狭い階段を下り、さらに内部へと進んでいきます。

ビジネスホテルのシングルルームをギュッと縮小したような船室を通り過ぎると、

観測室に到着。

この部屋には、海を漂流しながらリアルタイムで水温・気圧・波の高さなどを測る「漂流型海洋気象ブイロボット」や、

通常の気象台と同様に気温・湿度・風速などを測り、そのデータを衛星を経由して気象庁へ送る装置、

採取した海水の分析をする機器などがありました。
ちなみに日本海では、新鮮な海水の深い所までの沈み込みが起こりにくくなっていて、深い所の水温が高くなり、海水中の酸素量が減っているという観測結果が出ているそうです。

これが海水を採取する「電気伝導度水温水深計(CTD)」という装置。名前の通り、電気伝導度(塩分の計測)・水温・水深(6,000mまで)の計測も兼ねています。

白を基調とした船体がカッコイイですよね!
名残惜しさを感じつつ、次の目的である護衛艦「ひゅうが」が停泊している新潟東港 東埠頭へ向かいます。

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