旧齋藤家別邸の副館長さんに、秋の庭園ライトアップについて色々聞いてみた。
県内もいよいよ紅葉シーズン到来ですが、注目のスポットはもちろん新潟市内にもありますよ!
今回お邪魔したのは、国の名勝にも指定されている「旧齋藤家別邸」。毎年恒例となっているライトアップが目前に迫っているということで、副館長の風間篤史さんにその魅力を聞いてきました。
「ぜひ2階からの眺めもご覧になってください」と、2階にも案内していただきました。
インタビュー後、せっかくなので風間さんにガイドをしていただきながら庭園内を散策。
庭園の中腹からは市街地のビル群が。平成の建物と大正の建物の対比によって、ここだけ時が止まっているかのような感覚が楽しめるフォトスポットになっています。
庭園の奥にある離れの茶室。残念ながら中に入ることはできませんでしたが、入口に「根上がり松」というタコのような大きなマツがありました。砂丘が風化したことによって、根がここまでむき出しになってしまったそうです!自然の雄大さを感じますね。
茶室の近くには、わざわざ東京にあった伊達藩の大名屋敷から買い、汽車と船を駆使してここまで運んだ、重さが13tもあると言われている大きな岩もありました。
2つ目のフォトスポット。ここから撮影した写真をポスターなどにもよく使っているとのこと。サツキが咲く5月頃の風景もすごく綺麗でオススメだそうです。
池の目の前にある岩も、実はフォトスポットの印。岩の上が特等席となり、庭園を独り占めしている気分を味わえます。日本庭園には、このようなさりげないポイントがわざと造られていることも多いみたいなので、探しながら散策するのも楽しいかもしれません。
ということで、もう1回建物に戻り、今度は引いた位置からお庭を見直した写真がこちら。まるでお茶のCMのようなビジュアルです。
最初には気がつかなかった、畳縁の鶴も発見!確かにこんなところにまでこだわるのは、日本人ならではの感覚かもしれません。
都会の喧騒を忘れさせてくれる和みの空間と、日本文化にすっかり魅了されてしまいました。僕のように「旧齋藤家別邸という名前だけは知ってるんだけど」という皆さん、まずは今週末からのライトアップ期間に癒されてみてはいかがでしょうか?
https://shikamo.jp/events/3559
INFORMATION
旧齋藤家別邸 秋の庭園ライトアップと限定茶席
期間 : 11月10日(土)~11月18日(日) ※11月12日(月)は休館日、限定茶席は11月11日(日)から
時間 : 17:30~19:30
会場 : 旧齋藤家別邸
HP : http://saitouke.jp
ACCESS
投稿者プロフィール
- SHIKAMOのレポーター&ライター。1989年生まれ。五泉市出身。好きな言葉は「普通」。
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